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コラム

時計の磁気帯びについて

2021/04/20

磁気帯びとは?

時計が磁気を帯びてしまった状態を「磁気帯び」と言います。
テレビやスマートフォンなどの磁気を発している製品に時計を近づけると磁気を帯びてしまう場合があります。
磁気を帯びてしまうと時計に進み・遅れ・止まりなどが発生し、動作に支障をきたしてしまう可能性があります。
また、内部の部品が磁気の影響を受け時計に搭載された他の機能が使えなくなるおそれもあります。

腕時計が時期に弱い理由

時計が磁気に弱い理由は時計の心臓部であるムーブメント本体が金属パーツで構成されているためです。
現代ではスマートフォンやタブレット端末といった製品が身近にある環境なので、磁気帯びのリスクが高まっています。

磁気を帯びてしまう製品の一例

・スピーカーを搭載している製品
・スマートフォン、タブレット
・磁気ネックレス等の磁石を使用している器具類
・バッグの留め金部分(磁石タイプの物)
・パソコンなどのACアダプター

磁気帯びを防止するには?

一部耐磁性能を備えている時計もありますが、磁気帯びさせない為には磁気製品に近づけないことが一番です。
10㎝程度離せば磁気による影響はほとんど受けなくなります。

もし磁気を帯びてしまったら

脱磁装置で磁気を取り除く必要があります。
重度の磁気帯びですとオーバーホールが必要になります。